野田 謙二
第二東京弁護士会所属
経 歴
平成 2年 4月 | 弁護士登録、中島経営法律事務所入所 |
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平成 7年 4月 | 当事務所入所・パートナー |
平成30年 2月 | 旧奈良監獄保存活用株式会社 代表取締役社長(令和元年11月退任) |
令和 3年 2月 | 当事務所所長 |
これまでの主な取扱業務
平成12年 | 銀座6丁目交詢ビルヂング建替え事業 等 |
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平成13年 | 反社会的勢力関係の企業防衛 等 |
平成14年 | 証券会社に対する詐欺事件 等 |
平成17年 | ヒューリック渋谷公園通りビル建替え事業、シャトー三田マンション建替事業、銀座4丁目周辺再開発事業 等 |
平成18年 | 内幸町飯野ビル建替え事業 等 |
平成19年 | 丸の内パレスホテル建替え事業 等 |
平成21年 | 新橋新日石本社ビル建替え事業 等 |
平成22年 | 粉飾決算による上場審査トラブル案件 等 |
平成22年 | 渋谷スクランブルスクエア再開発事業、渋谷ストリーム再開発事業 等 |
平成24年 | 神田錦町大型再開発事業 等 |
平成26年 | 奈良県大型商業施設賃料減額調停、渋谷駅東口22街区再開発事業 等 |
平成27年 | 原宿駅竹下口大型再開発事業 等 |
平成28年 | 六本木ヒルズ隣接地市街地再開発事業 等 |
平成30年 | 旧奈良監獄保存活用事業 等 |
平成31年 | 札幌市大型ホテル用地再開発事業 等 |
令和 2年 | 銀座2丁目オフィスビル再開発、内神田オフィスビル再開発 等 |
令和 3年 | 秋葉原テナントビル再開発、日本橋オフィスビル再開発、表参道ブランドショップ建替え 等 |
令和 4年 | 原宿テナントビル再開発 等 |
令和 6年 | 表参道商業ビル建替事業 等 |
その他現在遂行中の業務多数
ご挨拶
私は、平成2年に弁護士登録して以来、証券会社、総合商社、不動産会社等の扱う商取引関係訴訟、リスクマネージ業務、M&A防衛、株主総会指導など、上場企業等の扱う訴訟・交渉を中心とする紛争解決型の企業法務に従事して参りました。
その一方で、平成12年に銀座交詢ビルヂングの建替事業を担当したことが大きな転機となり、それ以降、建物の建替えや土地の有効利用に関わる問題を中心に様々な不動産法務案件を担当させて頂くようになりました。
渋谷の大型商業施設の建替プロジェクトでは、個人所有者に代わり施設の閉鎖、建物解体、敷地の暫定利用、資金調達、新建物プラン策定、リーシング、入札、売却等、再開発プロジェクトの全課程を取り扱いました。旧奈良監獄のホテル化事業では、法務省の手がけるPFI事業会社(旧奈良監獄保存活用株式会社)の代表取締役に就任し、一時期施設の運営権を預り、レンガ造の建物の耐震性能の検討、ホテル事業者の募集、文化財保護や補助金請求に関わる業務等を担当し、令和元年10月に運営権を星野リゾート殿に承継致しました。旧奈良監獄関連業務につきましては、「運輸と経済」(一般財団法人交通経済研究所刊行)という雑誌に雑文を寄稿しておりますので、ご一読頂ければ幸いです。
PDF:旧奈良監獄保存活用事業の特徴と経緯
不動産法務は、生の社会で営まれる正常な企業の経済活動の調整がテーマとなります。法律や判例についての正確な理解を前提としつつも、特に取り扱う各種事業のビジネスモデルからの視点が求められます。当事務所では、私が各種プロジェクトで積み上げて参りました経験とノウハウを、不動産鑑定士資格を有するパートナーの蒲原茂明弁護士(信託銀行OB)を中心とする中堅・若手弁護士と共有し、一級建築士・不動産鑑定事務所等専門家との緊密な提携の下に、事務所全体で品質の維持された専門的なサービスを提供することを心がけております。
【座右の銘】
謝 遜 信 虚